【英単語の覚え方】圧倒的に効率的な英単語の覚え方を教えよう

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皆さん英単語ってどうやって覚えてますか?

人それぞれ自分のやり方があると思うんですが、英単語の暗記に苦手意識を持っている人もいるかもしれません。

「自分は暗記が苦手だから」、「記憶力が無くてすぐ忘れちゃう」と思い込んでいる人もいるんじゃないでしょうか?

しかし、人間は忘れる生き物です。

どんな天才でも一回ですべてを覚えられる人なんていませんし、むしろ忘れるのは普通のことなんです。

忘れて当たり前、くらいに思った方がいいよね。

ではどうすれば英単語を暗記できるのか?

それには、人間は忘れる生き物だという前提に立ったうえで忘れないための覚え方をするしかないんですね。

あなたの友だちで暗記が得意に見える人でも実は忘れないための覚え方を実践しているんです。

今回は誰でもできる圧倒的に効率的な英単語の覚え方を皆さんにレクチャーしたいと思うので、英単語の暗記に苦戦している人も、そうでない人もぜひ一読してみてください!

英単語の覚え方ポイント1. 大前提として、書かずに声に出す

まず、一番初めに押さえておいてほしいポイントが「書く」のではなく「声に出して」単語を覚えるということ。

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よく、英単語を書かないと覚えられないという学生がいるんですが、それは幻想です。

今まで自分が書くことでしか覚えてこなかったから、書かないと覚えられないと脳が思い込んでしまっているんですね。

効率的に英単語を暗記するには単語を1つずつ声に出して読んで覚えていくこと、これが大事です。

そうすれば、英単語を1つ書く間に5つの単語を声に出すくらいのペースは作れますよね。

10個単語を書くとすれば50個声に出せるわけです。

そうすると何が良いかというと、復習にかなりの時間を割くことができるんです。

先ほど人間は忘れる生き物だという話をしましたが、忘れないためには復習がとても大事。

何度も復習していくことで記憶が脳に定着していくんですね。

書かずに声に出すというのはこの復習の時間をたっぷり設けるためです。

今まで書いて覚えていたという人には少し違和感があるかもしれないですが、まずはこの大前提を押さえてくださいね。

英単語の覚え方ポイント2. 1単語1秒以内にできるまで続ける

単語を順番に声に出して読んでいくわけですが、目標としたいのは1単語1秒以内に意味が出てくるレベルです。

1秒以内ともなるとほぼ反射的に意味が出てくるくらいなんですが、このレベルを目指したいですね。

というのも、センター試験などの長文問題では素早く英語を理解していかないといけないからです。

英語を読んでそれを頭の中で日本語に訳して理解して、、という読み方では到底時間が足りないんですね。

単語の意味が反射的に分かるようになれば、英語を読んでもいったん日本語に訳さずに、英語としてそのまま意味が理解できるようになってきます。

いわゆる英語脳を鍛えるってやつだね!

単語を覚えていくやり方としては、単語帳1ページに出てくる単語を何回も声に出して順番に読んでいき、ページ内のすべての単語の意味が1秒以内に出てくるようになったら次のページに行くという感じです。

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大変に感じるかもしれませんが、慣れてくれば10単語を2~3分で覚えられるペースになってきます。

10単語3分で覚えることができれば、単純計算で30分で100単語覚えられるわけです。

そうやって考えると時間をかけてスペルを書くことに比べてこのやり方がいかに効率的かよくわかりますね。

慣れてきたら日本語を見て英単語を答えるということもやってみましょう。

これはかなり慣れてきてからになると思いますが、英語から日本語、日本語から英語の翻訳が反射的にできるようになればリスニングやリーディングではかなりの武器になりますし、ライティングにも強みを発揮できるようになってきます。

いずれにしても反射的に英単語の意味が分かるレベルを目指して勉強すれば大きく英語力を伸ばせるはずです。

英単語の覚え方ポイント3. 必ず当日の夜と次の日と3日後に復習を入れる

先ほども書きましたが、前提として人は忘れる生き物です。

なので忘れないためには復習が命。

復習は最低でも3回はしたいですね。

例えば先ほど紹介したやり方でお昼に100単語暗記するとします。

そうしたら、その日の夜にもう一度100単語見直します。

そして次の日にもう一度復習。

さらに3日後に再度復習するという感じです。

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1回覚えた単語を3回復習すればかなり頭には定着してきます。

余裕のある人はさらに復習の回数を増やしてみてください。

復習をすればするほど自然と記憶に定着してくるはずです。

何度も言いますが、この声に出すやり方は復習にたっぷり時間を割くための方法なので、最低でも3回復習するというプロセスは怠らないでくださいね。

エビングハウスの忘却曲線

エビングハウスの忘却曲線をご存知でしょうか?これは人間が物を覚えてから何分後にどれだけ内容を忘れてしまうかをグラフ化したものです。人間がいかに忘れる生き物かをよく表したグラフであり、これを知ると復習の大切さがよく分かります。

英単語の覚え方ポイント4. 最終目標は1冊を1時間で復習

ちょっと信じられないかもしれないですが、この暗記方法を実践していくと最終的に英単語帳1冊を1時間で復習できる状態が作れるようになります。

すごく効率的だね!

「ほんと?!」と思うかもしれませんが、1単語1秒で答えられる状態が作れれば1時間は3600秒なので1時間に3600個の単語が復習できてしまうことになりますよね?

単語帳に載っている単語数はだいたい2000~3000個なので、1時間あれば十分復習できる状態になるんです。

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ここまで来れば語彙力にはかなり自信を持っていいと思いますよ。

語彙力はリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングのすべての基礎になるものですから、語彙力が身につけば英語の成績もかなり上がってくるはず。

語彙力を鍛えるだけで4技能の成績がアップするんですからかなりコスパ良いと思いませんか?

この暗記方法をやってみる前に1時間に1冊という最終目標を言われるとものすごくハードルが高いように感じますが、実践してみると意外と難しくないことに気づくと思います。

少なくとも書いて2000~3000個単語を覚えるよりは圧倒的に簡単で効率的です。

まとめ : 高速英単語暗記法でライバルと差をつける

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英単語の暗記のやり方は人それぞれですが、やり方によってはかなり効率が悪い場合もあります。

今回言ったように書くという作業は暗記をするという目的においてあまり意味をなさないですし、何より非効率的です。

「声に出すだけではスペルが覚えられないじゃん?」と思うかもしれませんが、ライティングで使う単語の数は限られていますし、ライティングで使う単語だけスペルを覚えていけばいいんです。

まず目指すべきは英単語の意味が分かる状態。

ライバルが効率的に英単語を暗記している中、自分だけ非効率的な覚え方をしていたら、他の科目に割ける勉強時間も少なくなってしまいますし、ライバルと差をつけられるのは目に見えています。

毎日コツコツ勉強するのは大切なことですが、効率的に勉強するということも同じくらい大切なんですね。

効率的に単語を覚えることができれば、その分リスニングや文法など他の勉強に時間を割くことができます。

今回紹介した英単語の暗記方法を実践していって、最短で圧倒的な語彙力を身につけてライバルに差をつけちゃいましょう!

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