こんにちは!大阪でStudyHacksという塾を経営している迫先生です。
受験で志望校を決めるときに重要になってくるのが先生との進路相談。
自分が今進路についてどのように考えていて、どの学校を受けようと考えているのか先生に伝えるわけですが、多くの学生にアドバイスをしてきた先生から意見を聞ける重要な機会でもあります。
しかし、中には先生に反対されてしまったという方もいると思います。
「第一志望の模試の判定があまり良くなくて、このまま受験しても合格する確率は低い。。」というケースが多いと思いますが、その他にも受験生自身が進路選択についてあまり定まっていなくて、先生から問い詰められたり、急かされたりということもあるかもしれませんね。
せっかく先生に相談したのに反対されるのはちょっとショック。。。
確かに、先生と自分の意見が対立してしまうことは少なからずあって決して珍しいことではありません。
先生があなたの進路希望に反対するには必ず理由があります。
では、このような時にはどのように対処すればいいのでしょうか?
今回は塾講師という立場から先生との進路相談で反対されてしまった場合にどうすればいいかということをお話していきたいと思います。
まずは両親と進路について話し合う
先生に反対された時の対処法をお話する前に、まず基本的なことから確認しておきたいと思います。
先生と進路相談をする前には、必ずご両親と意見をすり合わせておきましょう。
これは進路相談でスムーズに先生と話を進めるためです。
仮に両親と意見がすり合わせ出来ていないと、進路相談で「え?あなたそんな風に考えてたの?」とご両親が困惑してしまって上手く話し合いが進まなくなってしまいます。
ご両親はあなたの一番の理解者です。
- 第一志望に考えている学校
- どうしてその学校に行きたいのか
- 学費のこと
- 今不安に感じていること
- 志望校合格後どうなりたいか
などなど自分の将来についてしっかりと話し合っておきましょう。
進路選択は人生の1つの大きな分岐点なので、しっかりと両親と話し合うべきです。しかし、両親とこのような相談をするのは何となく面倒に感じてしまいますよね。しかし、進学は決してあなた一人で実現できるものではありません。学費などご両親の支えがあって出来ることです。なので進路選択について話し合うことはあなたの責任を果たすという意味でも大切なことです。真剣に話し合うのは億劫かもしれませんが、大切な時間なのです。
反対されるのにはわけがある!
ここからは先生に進路相談をして反対された場合の対処法についてお話していきたいと思いますが、そもそもどうして先生は反対するのでしょうか?
あなたの第一志望について苦言を呈されたとしてもそれには理由があります。
先生も闇雲に反対しているという訳ではないんだね。
反対されたからといって諦めるのではなく、なぜ反対なのか、しっかりとその理由を聞きましょう。
模試判定がギリギリの場合
例えば成績があまり芳しくなくて模試の判定でもギリギリ、という場合。
確かにこのまま挑戦しても合格する可能性が低いとなれば反対されるのは分かりますが、実は他にも理由があって反対している可能性があります。
それは先生が合格後のことまで考えているから。
もしギリギリで合格したとしてもその学校であなたが授業についていけるかということまで先生は考えています。
なぜなら受験は合格することが目的ですが、合格した後はその学校での生活が待っているからです。
先生はあなた以外にも多くの生徒の進路相談を経験してきています。
そして、単純に学力が足りないからというだけではなく、合格後のことも踏まえ、これまでの知見を総動員して意見をくれているんですね。
他にも反対される理由はあると思いますが、それがなぜなのかということにはしっかりと耳を傾ける必要があります。
そもそも志望校が定めきれていない場合
進路相談をしようにも、そもそもの志望校自体がまだ定めきれていない場合もあるでしょう。
「いくつか候補があるけれど、その中でどれが自分にとってベストなのか分からない。」ということはよくあります。
これはある意味当たり前のこと。
学生だから分からないことはたくさんあって当然だし、分からないことを無理に自分で解決する必要は全くありません。
そのような時は無理に第一志望を決めるのではなく、どの候補で迷っているのか先生に相談してみましょう。
先生は様々な学校に対する知見を持っているので、相談することでそれぞれの候補を踏まえて客観的に意見をくれるはずです。
自分だけでは分からないことは積極的に相談して意見を聞くことが大事だよ!
まとめ:最終的な進路決定は、自分ですること!
両親や先生など、周囲の大人のアドバイスを聞くことはもちろん大切です。
自分ひとりの力ではまだまだ学校へ通えないのが現実ですから、それも踏まえた上で最も納得できる決断をしなければなりません。
しかし、実際に学校に行くのはあなたですし、あなたの人生ですから最終的な進路はあなたが決断しなければいけません。
やはり自分で決断しなければ志望校に合格しても納得がいかなかったり、モヤモヤした気持ちが残ってしまうと思います。
後悔しないためにも様々な助言を先生や塾講師、両親から集めて自分にとってベストな選択をしていきましょう!