こんにちは、大阪でStudyHacksという塾を経営している迫先生です。
あなたは受験日記や勉強記録をつけていますか?
毎日の勉強だけで精一杯!という方も多いと思いますし、どうしてそんなことをする必要があるの?と疑問に思うかもしれませんね。
ですが、毎日少しずつでも勉強記録をつけておくことは、学習効果を高めるだけではなく、メンタルにも良い効果を及ぼすのです。
今回は、受験生こそ受験日記や勉強記録をつけるべき、その効用・メリットについて紹介します。
- 受験日記・勉強記録をつけるメリット
- ①振り返り・復習がしやすくなる
- ②受験日までの学習計画を立てやすくなる
- ③書くことでメンタル管理にも
- まとめ:メリットの多い受験日記・勉強記録は受験生にこそおすすめ!
受験日記・勉強記録をつけるメリット
そもそも受験日記・勉強日記がどんなものかというと、以下のことを日記のように書いていくものです。
- その日どんな勉強をしたのか
- その日勉強する中で感じたこと
- 次の日の予定
基本的に空いた時間に手帳に毎日書いていくので少し面倒に思われるかもしれませんが、これがやってみると意外とメリットが多いんですね。
私も勉強日記を書いたことがありますが、効率改善や気持ちをリセットすることに繋がったので非常に効果的だなと感じました。
では勉強日記のメリットは何かと言いますと、大きく3つ挙げられると思うんですね。
具体的にどういうことなのか、1つずつ見ていきましょう。
①振り返り・復習がしやすくなる
勉強日記ではその日どのような勉強をしたのか具体的に書いていきます。
例えば「英語60分」などではなくて、「○○の問題集を23ページから27ページまで」「英単語帳の56ページから70ページまで英単語を50個覚えた」などという感じです。
そうするとどの日に何をどれくらい勉強したかが分かるので振り返りができるわけです。
振り返ることによって自分がどれだけ勉強してきたか、勉強の進み具合はどうかなど確認できるので「勉強した実感」を感じることができ、やる気にも繋がるんですね。
また、勉強内容を1週間後に復習したいということであれば1週間後の日付を書いておけば、日記を見るだけでその日にどの内容を復習すればいいかが分かるようになるわけです。
復習することの重要性はこのブログでも何度か強調してきましたが、勉強日記をつけるだけで復習が容易になるというのは大きなメリットです。
②受験日までの学習計画を立てやすくなる
勉強日記をつけることでその日にどのような勉強をしたのかということが分かるようになります。
そうすると、「今これだけの進捗だから今月はこれだけのことをやろう」と計画を立てやすくなるんですね。
これが日記をつけていないと自分が何をどれだけ勉強してきたかが分からなくなってしまい、今後何をやっていけばいいのか不明確になってしまいます。
受験は普段の定期テストの勉強のように短期決戦ではないので、計画を立てることがとても重要です。
受験生だからこそ勉強計画を立てるべきということなんですね。
僕も勉強日記を見ながら計画を立てていましたが、「先週は数学の問題集を20ページ進めることができたから今週は25ページやろう。先週と少し進め方を変えれば効率もアップできるかも」という感じで先週の内容を確認しながら今週やることを決め、なおかつ勉強方法の改善にも繋げることが出来ました。
勉強日記をつけることには少し時間を要しますが、計画を立てることでスムーズに勉強を進められることを考えると結果的に日記をつけた方が効率的ということなんです。
③書くことでメンタル管理にも
勉強日記は勉強内容を記録するだけではありません。
その日の心境や感想なども書いてOKです。
そうすると何が良いかというと、自分の気持ちを文字に起こすことで気持ちが整理され、ストレス解消に繋がるんですね。
この精神的な効果は科学的にも証明されていて、セラピストやカウンセラーも推奨する方法なのだそうです。
受験を乗り切るうえではストレス管理も重要です。
精神的な健康を保つためにも勉強日記はとてもおすすめですよ。
まとめ:メリットの多い受験日記・勉強記録は受験生にこそおすすめ!
毎日毎日勉強続きで、プラスアルファで日記をつける気にはなかなかなれないかもしれません。
ですが、ここでしっかりと記録をつけておくと、学習の記録も立てやすく、無駄な時間を割いてしまうことも少なくなります。
日記は普段使っている手帳に書いても良いですし、ノートでも良いと思います。
最近はスマホで予定を管理する人も多いので、スマホのメモ帳でも良いかもしれませんね。
ぜひ、日々の勉強記録をつけることを習慣化させましょう!