こんにちは!大阪でStudy Hacksという塾を経営している迫先生です。
みんな毎日当たり前のようにやっている勉強。
学校の授業や塾、宿題など、みんな毎日勉強を頑張っていますよね。
でもこんなことを考えたことはないでしょうか?
「どうして勉強しなくちゃいけないの?」
そもそも僕たちが普段からやっている勉強ってどんな意味があるのか、考えたことはないでしょうか。
今回はそんな素朴な質問に答えていきたいと思います。
- 勉強って必要なの?改めて答えます
- 「勉強」が大切なわけではない
- 勉強することによって得られる副産物
- 勉強によって得られる「姿勢」
- 勉強によって得られる「経験」
- まとめ:勉強で得られる副産物に注目しよう!
勉強って必要なの?改めて答えます
「勉強が必要なのか?」と聞かれればもちろん「必要。」と答えます。
でも、普段勉強していることって本当に社会に出て役に立つか不安になりますよね。
例えば物理の時間に学ぶ公式や数学の中で出てくる公式、世界史で出てくるたくさんの偉人や年号、、、
これらの知識を実際に社会に出て100%使うのか?と言われれば、おそらくほんの数パーセントしか使わないでしょう。
じゃあ何のために僕たちは勉強しているのでしょうか?
そして、そもそも勉強って何なのでしょうか?
「勉強」が大切なわけではない
いきなり勉強そのものを否定するようなことを言ってしまいますが、「勉強」そのものが大切なわけではないのです。
ちょっと驚かれるかもしれませんね。
確かに、物理や数学、世界史などを一生懸命勉強したとしても、大人になってからも使う知識は数える程度。
じゃあ、大切なことってなんなの?
なんのために勉強するの?
それは、「勉強することによって得られる副産物」のためなんです。
勉強することによって得られる副産物
勉強で得られる副産物には2つあります。
- 勉強によって得られる「姿勢」
- 勉強によって得られる「経験」
本当に大切なのは、この2つなんです。
姿勢とは、苦手なことや嫌なことにも向き合う姿勢のこと。
経験とは、これだけ頑張って点数を上げた!順位を上げた!という成功体験のこと。
これだけだとちょっとイメージが湧きにくいですかね。
では、ひとつひとつ具体的に解説します。
勉強によって得られる「姿勢」
勉強そのもの、内容は二の次なんです。
大切なのは、勉強を続けることによって身につく姿勢。
やりたいことだけをやって生きられたらしあわせですが、そうはいかないこともあるのが人生。
苦手なことをやらないといけなかったり、我慢しないといけないことは人生にたくさんあります。
例えば、どうしても会社の仕事で海外に出張にいかないと行けなかったり、転勤しないといけなかったり、締め切り間近の仕事を何とか終わらせないといけなかったり、、。
プライベートでも、我慢しないといけないことや、自分の思い通りにいかないことはたくさんあります。
そんな時に、苦手なことにも向き合って耐えることのできる「姿勢」が身についていると、乗り越えられることが増えてきます。
これは、勉強をすることによってしか得られない大切なものです。
勉強によって得られる「経験」
みなさん普段勉強していてこのような経験をしたことはないでしょうか?
- 1日8時間勉強できた
- 点数を◯点上げることができた
- 順位を◯位上げることができた
これらはすべて、勉強することによって得られた経験、成功体験です。
これらは積み重なることによって自己肯定感が上がり、自信に繋がります。
これこそ社会に出てからも役に立つ副産物なのです。
例えば、自信のなさそうな人に、仕事を頼みたいと思うでしょうか?
当然自信のある人に仕事を頼みたいですよね。
本当に勉強ができる賢い人というのは、自信が備わっている人のことを言います。
これが勉強によって得られる2つ目の副産物なんです。
まとめ:勉強で得られる副産物に注目しよう!
目の前の勉強が嫌になったら、「なんのために頑張っているのか?」という原点に一度立ち返ってみましょう。
公式を完璧に覚えるためでしょうか?
それとも、誰よりも英単語マスターになるためでしょうか?
それもいいですが、短期的な目標はモチベーションに繋がりづらいこともあります。
もっと長期的に見て、勉強が自分の人生に役に立てば素晴らしいですよね。
姿勢と経験という2つの副産物を手に入れるため、より長期的な視点をもって普段の勉強に臨んでみましょう。
きっと今までと少し違った気分で勉強に取り組めると思いますよ。