時間が足りない!数学試験中にいつもタイムオーバーになってしまうのを防ぐ方法

f:id:syaru-ks:20190903160529p:plain

こんにちは!大阪でStudy Hacksという塾を経営しています、迫先生です。

模試や過去問を解いていて数学で時間が足りなくなってしまった経験ってありますよね。

1つの問題に時間をかけてしまって気づいたら残り時間があと少し、、、みたいなことはよくあります。


そのため、毎回数学であまり点数が稼げない、もしくは平均よりも低い点数を取ってしまって苦手意識を感じてしまっている学生もいるのではないでしょうか。

何とかタイムマネジメントをして時間内に最大限得点を伸ばすことはできないか、、、

今回は数学の試験の時間配分のテクニックについてご紹介します。

時間が足りなくなりがちな数学試験の時間配分の仕方

そもそも数学の試験の前提として、全問完璧に解き切ることはかなり難しいということを覚えておきましょう。

学校の定期テストならまだしも、模試や試験の問題は難易度が高く、時間が足りなくなることはある意味普通のことです。


よっぽど数学が得意な人しか全問解き切ることは出来ません。

なので、全問解けないからといって落ち込む必要は全くないんですね。


数学の試験での一番のポイントは「如何に得点しやすい問題を見極めて正確に問題を解いていくか」なんです。

では、そのためのコツをいくつか紹介します。

f:id:syaru-ks:20190905133631p:plain

①最初に全体の問題文に目を通す

f:id:syaru-ks:20190905134224p:plain まず試験が始まったら、どんな問題があるか全体に目を通しましょう。

どのような分野から出題されているか、簡単そうな問題か、難しそうな問題か、すべての問題文をざっと読んでみてある程度把握します。

こうすることで、自分が解きやすい問題から手を付けることができるんですね。


逆に、最初の問題から順番に解いていっては時間が足りなくなってしまう可能性大です。

もし初めの問題が難しい問題で時間がかかってしまったらその後の問題にあまり時間が割けなくなってしまいますからね。

試験問題はまず全体に目を通すこと、これが1つ目のポイントです。

②時間感覚を身につけておこう

f:id:syaru-ks:20190905134712p:plain 2つ目のポイントは普段過去問を解いたりするときにしっかりと時間を測って、時間感覚を身に着けておくこと。

数学の試験時間は2時間や2時間半など試験によってまちまちですが、自分が受ける試験の時間は分かるはずです。

試験で上手くタイムマネジメントするには、時間内に問題を解く練習を日頃からしておくことが大切。


これによって、1問あたりにかける時間はどれくらいが良いか、難しそうな問題をいかに飛ばすかなどの感覚が身についてくるんですね。

もし解けなかった問題を最後まで解き切りたい!と思ったら、答え合わせの後か復習のときにやればいいんです。


まずはじめに過去問を解くときは時間をきっちり守って解くこと。

実際の試験ではスマホは当然使えないので、腕時計を使って時間を測るとより本番に近い練習ができますよ。

③全問解こうとしないこと

f:id:syaru-ks:20190905134734p:plain 先ほども言いましたが、数学の試験問題をすべて解き切ることはかなり難しいです。

センター試験などの比較的簡単な問題ならまだしも、2次試験の問題となるとかなり難しい問題が多いので、時間が足りなくなることはある意味自然なこと。


ここは割り切って、いかに自分が解ける問題を正確に解いて点数を稼いでいくかにフォーカスしましょう。

そのためには難しそうな問題は無理に解こうとせずに飛ばすこと。

解けそうな問題から手を付けていきましょう。


また、配点の高い問題は正答率が低い傾向にあるので、冷静に見極めて解くか解かないかを判断することも大切。

このあたりは過去問を解く中で徐々に出来るようになってくるので、普段過去問を解くときもしっかり意識しましょう!

まとめ:落ち着いて全体を俯瞰し、「解けなくてもいい」という余裕を

f:id:syaru-ks:20190905135111p:plain 数学の試験はどうしても時間が足りなくなるもの。

そこは割り切って、「全問解けなくてもいいや」という余裕を持ちましょう。

点数が悪かったらどうしよう、受験に落ちたらどうしようと不安になるかもしれませんが、最悪の状態はそうそう起きないと開き直れば意外と解けたりするもんです。


日頃から過去問を解いて、今回紹介したコツを身につけつつ、本番に挑めば大丈夫。

本番後悔しないように、今からしっかり練習していきましょう!

© 2018 迫 佑樹