こんにちは!大阪でStudy Hacksという塾を経営している迫先生です。
夏休みが終わりました。
みなさん、夏休みは充実した時間を過ごせたでしょうか?
さて、夏休みが終わればまた学校が始まりますが、9月から12月の過ごし方はどのように考えているでしょうか?
ただ単に勉強するだけ?
勉強することはもちろんですが、ただ単に勉強するだけではもったいないです。
大切なのは計画性を持って勉強に挑むこと。
今回は、受験本番に向けた受験生の9月から12月の過ごし方についてお話していきます。
- 夏休み明けの受験生はこう過ごす!受験に勝つ時間の使い方
- ①9月は基礎から応用へ
- ②10月は得意・不得意で攻め方を変えよう
- ③11月は9~10月の流れを踏まえ、淡々と計画通りに
- ④12月は冬休み・冬期講習を有効活用!
- まとめ:焦らず騒がず、年内は淡々と冷静に勉強を進めるのが近道!
夏休み明けの受験生はこう過ごす!受験に勝つ時間の使い方
夏休みが明け、9月から12月はいよいよ受験に向けて本腰を入れなければならない時期。
部活も引退し環境は整っているように思えますが、文化祭などの学校行事もあります。
そういったイベントが大切なのはもちろんですが、時間管理をしっかりしなければ、勉強に割く分がどんどん削られてしまうでしょう。
では、9月から12月の大事な時期を有効活用するためにどのように過ごしていけばいいでしょうか?
1か月ごとに具体的に解説していきます。
①9月は基礎から応用へ
夏休みは時間がたくさんあるので基礎固めにはもってこいの時期です。
この期間に自分が今まで勉強不足だった部分や苦手だった部分など、しっかりと勉強できたかもしれません。
また、夏休み中に補講や夏期講習へ参加していた方も多いかもしれません。
力試しのため、模擬試験を何度も受けた方も多いでしょう。
その過程の中で、十分基礎力は身についたのではないでしょうか?
9月は基礎から応用へ転換する時期。
ここからはより受験本番を想定した試験や問題を繰り返し解いて、地盤を固めましょう。
例えば、志望校の過去問を解いたり、予備校や学校で行われている模試を受けたりですね。
また、9月は文化祭や体育祭など、学校行事やその準備に追われる時期でもあります。
もちろんこれらのイベントは精一杯楽しんでください!
大切なのは、これらのイベントに参加しながらも自分の中でメリハリをつけてしっかりと勉強時間も確保することです。
すきま時間を活用したりして上手く勉強と学校行事を両立していきましょう。
②10月は得意・不得意で攻め方を変えよう
10月は得意科目・不得意科目がはっきりと分かれ始める時期です。
得意科目は本番さながらに過去問を繰り返してより点数を伸ばしていくことを意識していきましょう。
この時、本番と同じように時間を測りながらやると、時間感覚が身につくので本番の良い練習になります。
また、不得意科目は計画を立てながら、なるべく潰していくようにしましょう。
ただ、不得意科目の勉強にあまり時間をかけすぎてしまうと他の科目を勉強する時間が無くなってしまって本末転倒なので、その科目担当の先生や塾講師にアドバイスをもらいながら計画を立てていくと良いと思います。
勉強時間を稼ぐよりも、計画通りに進められたかどうかを指標に勉強を進めていくことを意識してくださいね。
③11月は9~10月の流れを踏まえ、淡々と計画通りに
さて、秋も深まって季節は11月。
11月に入った頃合いからは、9~10月の流れを踏まえて計画通りに淡々と学習を進めていきます。
得意教科に関しては、過去問を繰り返して大体の出題傾向がつかめているはずなので、引き続き過去問を解きながら応用力をつけていきましょう。
不得意科目に関しては、なかなか伸びずに焦ってしまうかもしれないですが、どうしても埋めておかなければならない致命的な面だけに集中します。
この時期になると、本番までの時間もあまり無いので苦手科目に関してもある程度見切りを付けることが大切になってきますからね。
④12月は冬休み・冬期講習を有効活用!
12月は冬休みもあり、ある程度勉強時間が確保できる月です。
得意科目については過去問や模試、応用的な問題集などを使いながら引き続き応用力を磨いていきます。
不得意科目についても冬休みの時間や冬期講習などを使って積極的に苦手を埋めていきましょう。
なかなか点数が伸びずに焦ることもあるかもしれませんが、今自分が出来るのはコツコツ努力を積み重ねることだけ。
諦めずに日々の勉強を続けていきましょう。
また、この時期になると本格的に寒くなって体調を崩してしまうかもしれませんので、体調管理にも気を配るようにしてくださいね。
まとめ:焦らず騒がず、年内は淡々と冷静に勉強を進めるのが近道!
いざ受験日が迫ってくると、途端に気持ちが焦ってしまうもの。
焦ってしまうとせっかく勉強時間を積み重ねてもあまり自分の実力を発揮できなくなってしまいます。
ここは「受験なんてそういうものだ。」と割り切ってしまいましょう。
緊張するのは当たり前のこと、別に変なことではありません。
そう思えれば少しは気が楽になるんじゃないでしょうか。
今回紹介したアドバイスを参考にしつつ、年内は得意科目、不得意科目を仕分けして計画的に勉強を進めていきましょう!