受験生に最良な勉強計画の立て方

f:id:syaru-ks:20191012151211p:plain

こんにちは、大阪でStudy Hacksという塾を経営している迫先生です。

皆さん勉強の計画って立てているでしょうか。

  • わざわざ計画を立てるのは面倒くさいと思ってあまり計画は立てていない?
  • 計画を立てる必要性を感じない?

そうやって思っている人も多いかと思います。


しかし、計画は受験合格までの道しるべ。

計画を立てるということは最短経路、最小努力で逆算的に受験に合格するための戦略を立てるということと同義なんですね。

今回は東大生の勉強計画の立て方を参考に、受験生に最良な勉強計画の立て方について紹介したいと思います。

東大生の勉強計画の立て方は?そのコツを紹介

f:id:syaru-ks:20191019213810p:plain 大学受験ともなると勉強する内容量が膨大です。

そんな中で勉強計画を立てずに勉強してしまうと、本番までに終わらせないといけない内容を消化しきれない可能性が高いです。

受験に打ち勝つためには、目標を明確化し、目標達成のために今自分がどの地点にいるのか現状把握をすることが大切です。

それに役立つのが勉強計画ということですね。


最難関と言われる東京大学に合格した受験生も勉強計画を立てています。

では、東大に合格した受験生はどのように勉強計画を立ててきたのかというと、以下の4つのポイントを意識して計画を立てているんです。

  1. 現状把握
  2. 逆算で考える
  3. 1人で考えず、アドバイスをもらう
  4. 使いやすいツールを使う

では、1つずつ紹介していきますね。

コツ①まずは現状の見直しから

f:id:syaru-ks:20191019211520p:plain

  • 現状、どんなスケジュールで1日を過ごしているのか
  • 勉強はどんなペースで進めているのか

まずはあなたが普段どのように勉強を進めているのか振り返ってみましょう。

現状の勉強ペースや内容が分かっていないと、そこから問題点を見つけて改善していくことが出来ないため、現状把握はとても大事なんですね。


まずは、起床から就寝までどんなスケジュールで過ごしているのかは洗い出すことからはじめてみましょう。

特定の科目ばかり勉強していたり、意外とすきま時間を活用できていなかったり、問題点が見つかったらその気づきも書いておくとさらに良いですね。

コツ②逆算で考える

f:id:syaru-ks:20191019212215p:plain 現状把握ができたら次は最終目標をもう一度再確認してみましょう。

  • センター試験で◯点を取る
  • 第一希望の志望校に合格する
  • そのためにはどれくらいの成績が必要なのか


そして、次はその目標を達成するためには具体的に各科目どれくらいの点数アップが必要なのかを整理していきます。

  • どの科目で何点足りないのか
  • 苦手科目の底上げがどれくらい必要なのか
  • 得意科目をさらに伸ばしていく必要があるか
  • 得意科目と苦手科目、どちらに多くの時間を割くべきか

これで目標と目標達成のために必要な点数は整理できました。


あとは具体的な勉強計画を立てていきます。

まずは月ごとに各科目、どれくらいの内容をこなしていくかを書き出していき、その次にそれを週単位に振り分けていく。

そして最後は一日ごとの勉強内容を決めていくという感じですね。

大きいところから徐々に細分化していくイメージです。


この時注意したいのは、なるべく勉強内容は具体的に書いていくこと。

数学の問題集を毎日4ページ進める、英単語を一日20個覚える、通学時間は15分リスニングに充てる、などなるべく数字を用いて具体的に書いていくと行動に移しやすいですよ。

ここまでくればある程度勉強スケジュールのイメージが固まってくるかなと思います。

コツ③1人で考えず、アドバイスをもらおう

f:id:syaru-ks:20191019212719p:plain 月ごと、週ごとの勉強内容をある程度決めたら学校や塾・家庭教師などに見てもらい、アドバイスをもらうのと良いですね。

何人もの生徒を見てきたら経験から、そして今の成績から鑑みて、的確な助言をくれるはずです。


また、一人では気づかなかった改善点や、「もっとこうした方が効率がいいのでは?」といった気づきも得られるかもしれないので、積極的にアドバイスをもらうようにしましょう!

他の人に計画を見てもらうことで「やらなきゃいけない」という意識が芽生えるので、よりやる気も出てくるはずです。

コツ④アナログかデジタルか?ツールは使いやすい方で

f:id:syaru-ks:20191019213212p:plain 勉強計画を作っていく際に、アナログな手帳やスケジュール帳を使うのか、それともスマホのアプリのようなデジタルなものを使うのか。

これはあなたが使いやすい方で大丈夫です。

普段手帳をよく使っているのなら手帳でもいいし、スマホやパソコンをよく使うならその中に入っているアプリを使うのでもいいと思います。


計画を立てることが目的ではなく、あくまで成績を上げて志望校に合格することが目的なので、なるべく勉強時間は多く確保したいですよね。

なので普段から使い慣れている方を使ってテキパキと計画を立てていきましょう!

まとめ:確実の合格するために!勉強計画に沿って着実なレベルアップを

f:id:syaru-ks:20191019214251p:plain 受験に向けて、1人でコツコツと頑張っていると自分の立ち位置がふと見えなくなる瞬間があります。

受験勉強は長丁場ですから、今自分がどの地点まで来ているのか、あとどれくらい進まないといけないのか分からなくなる時もあります。

そんな時、「今どれくらいの進捗状況なのか?」「順調なのか、それとも少しテコ入れが必要なのか」を確認するのに役立つのが勉強計画。


冒頭で勉強計画は受験合格までの道しるべという話をしましたが、まさに計画があなたを合格まで導いてくれるということなんですね。

計画を立てることを実行するかはあなた次第。

さぁ今すぐ行動に移しましょう!

© 2018 迫 佑樹