こんにちは!大阪でStudy Hacksという塾を経営している迫先生です。
受験期間となると皆さん勉強時間を確保するために睡眠時間を削ったりしていないでしょうか?
テレビのCMでも夜遅くまで勉強している受験生の姿が描かれたりしていて、深夜まで勉強を頑張っているイメージを持っている人も多いかもしれませんね。
ただ正直な話、勉強時間を削ってまで勉強するというのはおすすめしません。
一見頑張っているように見えるんですが、睡眠時間を削るのはむしろ逆効果だったりするんですね。
睡眠時間と勉強効率には密接な関係があります。
では、勉強効率を高めるための睡眠習慣とはどのようなものなのでしょうか?
- 「勉強時間を確保するために寝ない」はご法度!
- 習慣①平日と土日の就寝時間と起床時間は揃える
- 習慣②昼間の仮眠はしないが吉
- 習慣③寝る直前の勉強は逆効果
- まとめ:良質な睡眠習慣をつけ、効率よく学習を進めよう!
「勉強時間を確保するために寝ない」はご法度!
勉強するために睡眠時間を削り、眠いまま頑張って机に向かっている……というあなたは要注意。
実は5時間睡眠が数日間続くだけでも酩酊状態(お酒に酔ってベロベロになった状態)まで脳の活動レベルが落ちてしまうんです。
これでは勉強効率が落ちてしまうのも頷けますよね。
眠いまま無理に勉強をしても効率が悪いだけです。
重要なのは、しっかりとした睡眠時間を確保して勉強する時間に集中できるコンディションを作ること。
そのためには正しい睡眠習慣が大切です。
今回僕が教える睡眠習慣は以下の3つ。
- 平日と土日の起床時間は揃える
- 昼間の仮眠はしないのが吉
- 寝る直前の勉強は逆効果
1つずつ解説していきますね。
習慣①平日と土日の就寝時間と起床時間は揃える
金曜日に開放的な気持ちになるのはすごく分かります。(笑)
次の日が休みだし、少しくらい夜更かししたくもなりますよね。
また、休みの日は学校に行く必要もないので、もう少し寝ていたい!という気持ちにもなります。
ただ、休みだからといって起きる時間や寝る時間を遅くしてしまうと、それだけで睡眠リズムが一気に狂ってしまいます。
ここは、少しだけ我慢して金曜日や土曜日の夜も平日と睡眠時間を統一してみてください。
そうすることで体内時計が狂うことなく規則正しい睡眠を摂ることが出来るんですね。
また、規則正しい生活は体調管理にも関係してくるので、体調を崩せない受験生にとってはメリットだったりします。
習慣②昼間の仮眠はしないが吉
お昼ご飯を食べた後に眠くなってしまうことってありますよね。
そしてそのまま昼寝をしてしまって、気づいたら1時間寝ていたなんてことありませんか?
お昼ご飯のあとに眠くなってしまうのは生理現象なので仕方ないんですが、この時にあまり長い時間昼寝をするのはおすすめしません。
これによって夜あまり眠たくなくなってしまって結局寝る時間が遅くなってしまうということに繋がるからです。
仮眠は摂るとしても10分か15分くらいですね。
個人的なおすすめは仮眠を摂る前にコーヒーを飲むこと。
そうすることで、仮眠を摂ってから15分くらいにコーヒーのカフェインが効いてきて、自然と目が覚めるんですね。(笑)
コーヒーが飲める人は試してみてください。
習慣③寝る直前の勉強は逆効果
受験期間となると勉強時間を確保するために寝る直前まで勉強してしまう学生は多いんじゃないでしょうか。
ただ、これをやってしまうと脳が働きっぱなしになってしまうので、いざ寝るときにあまりスムーズに寝付くことが出来ないんですね。
なので、寝る前のせめて30分くらいはリラックスする時間を作るようにしましょう。
そうすることで脳が休まるので、寝るときに寝付きやすくなるんですね。
リラックスする方法としては、例えば小説を読んでみたり、あたたかいミルクを飲んでみたり、軽くストレッチをしてみたりですね。
リラックスする方法は人それぞれなので、自分に合った方法を試してみてください。
まとめ:良質な睡眠習慣をつけ、効率よく学習を進めよう!
眠いまま無理に学習を進めようとしても効率が悪いです。
眠いままだと結局勉強した内容も脳に入ってこないんですよね。
勉強時間を稼ごうとするよりも、しっかり睡眠時間をとって机に向かったほうが圧倒的に効率が良いですし、メリハリも付くので自分の中で勉強とそれ以外の時間の切り替えがしやすいですから。
あまり睡眠について意識してこなかった人は、ぜひこの機会にご自身の睡眠習慣を見直してみてくださいね!