こんにちは!大阪でStudy Hacksという塾を経営している迫先生です。
「毎日勉強しているのになかなか成績が上がらない、、、」
「勉強してもその内容をすぐに忘れてしまう、、、」
そんな声をよく聞きます。
では、そんな方に1つ聞きたいのですが、ちゃんと復習はしているでしょうか?
もしくは、復習が1度にとどまらず何回も出来ているでしょうか?
今回は、頭がいい人ほど復習を徹底しているという事実をお話するとともに、効率の良い復習が点数を伸ばす理由について解説していきたいと思います。
- 頭が良い人ほど復習を徹底している!
- ①記憶の定着には、繰り返しの復習がベスト
- ②ベストな復習は「間を空けての3回」
- ③短期記憶が長期記憶に繋がる
- ④受験直前は絞る
- まとめ:短期記憶→長期記憶が点数を伸ばすカギ
頭が良い人ほど復習を徹底している!
もしもあなたが「なかなか成績が伸びない、、」と悩んでいるならば、復習の仕方に着目した方がいいかもしれません。
普段あなたの周りにいる勉強が出来る人、頭がいい人は日頃どんな勉強をしていると思いますか?
その人たちの成績が良いのは才能があるからとか、記憶力があるからではありません。
しっかりと復習をしているからなんです。
実は、頭が良い、勉強ができる人ほど勉強時間のほとんどを復習に費やしているといわれています。
つまり、しっかりと効率の良い復習さえすれば成績は伸ばせるということなんです。
では、効率の良い復習方法とはどのようなものなのでしょうか?
①記憶の定着には、繰り返しの復習がベスト
そもそも、勉強したことをすぐに忘れてしまう原因は勉強した内容が知識として頭に定着していないから。
普段勉強したことをしっかりと頭に定着させ、定期テストや受験でも使える知識にするには復習が不可欠です。
脳は何度も目にしたこと、聞いたことは長く記憶にとどめておくことが出来るので、何度も復習することが効果的なんですね。
では、ベストな復習の回数ってどれくらいなのでしょうか?
②ベストな復習は「間を空けての3回」
一般的にベストな復習回数は3回と言われています。
それも、1日に3回復習するのではなく、間を空けて復習すると記憶に残りやすいです。
例えば、今日勉強したことは翌日1回目の復習をし、その次は1週間後に2回目の復習、その次は1か月後に3回目の復習をするという感じです。
こうすることでちょうど覚えたことを忘れそうになったころに復習出来るので、記憶に定着していくということなんですね。
普段の勉強で復習が出来ていない人は、この方法の復習を試してみましょう。
③短期記憶が長期記憶に繋がる
何度も復習することによって勉強した内容が記憶に残るようになる理由として長期記憶と短期記憶という考え方があります。
長期記憶とは、5年後も10年後も覚えている記憶のこと。
例えば、小学校の時に覚えた九九や幼稚園で覚えたひらがななどはずっと忘れることはないですよね。
これは長期記憶として脳に記憶されているからです。
一方の短期記憶は一時的な記憶で時間が経てば忘れてしまうもの。
例えば1日で英単語を100個覚えたとしても、1週間経てば忘れてしまいますよね。
これは1度覚えた英単語が短期記憶として保存されているからで、これではずっと覚え続けることは出来ません。
今回紹介した、間を置いて何度も復習するというやり方は短期記憶を長期記憶に変えてくれる勉強方法なんですね。
ここまで来れば復習するという勉強法がいかに効率良く勉強内容を記憶できるかということがお分かりいただけるのではないでしょうか?
④受験直前は絞る
普段の勉強は今回紹介した復習を取り入れ、記憶の定着を図っていきましょう。
しかし、受験直前は間を空けて復習する時間はあまりありませんよね。
なので、受験直前は今まで覚えられなかった内容に重点を置いて復習するようにしましょう。
そうすれば本番までに自分の弱点をカバーできるはず。
なかなか覚えられなかった項目や内容をノートにメモしておけば、直前になって重点を置くべき内容がすぐに分かるのでおすすめです。
まとめ:短期記憶→長期記憶が点数を伸ばすカギ
付け焼き刃の暗記では、学校の定期テストは乗り越えられても、受験では通用しません。
日頃からコツコツと復習に復習を重ねましょう。
そうすれば、受験本番に暗記したことが飛んじゃうなんてことは防げるはずです。
普段あまり復習に時間を割けていない人は勉強方法を見直し、復習に時間をかけてみてはどうでしょうか?