こんにちは!大阪でStudy Hacksという塾を経営している迫先生です。
みなさん文章読解力という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
国語の時間に聞いたことがあるという人もいると思いますが、文章読解力とはその名の通り文章を正しく読み解く力。
この文章読解力がある人は国語の成績が良い、みたいな話をよく聞くかもしれませんね。
確かに国語の問題を解くために文章読解力は必須です。
しかし、国語以外の科目でもこの力は必要だということをご存知でしょうか。
実は文章読解力はすべての科目において成績を伸ばすために必要な力になるんです。
それってどういうことなのでしょうか?
- 文章読解力が全科目を制する主な理由
- 理由①問題文を正しく読み解く力が点数に繋がる
- 理由②出題者の意図が読み取れる
- 理由③問題文の理解がスムーズになる
- まとめ:文章読解力を上げ、全科目の得点アップを狙おう!
文章読解力が全科目を制する主な理由
文章読解力がすべての科目の成績に関係してくるということは、文章読解力があれば国語以外の科目の成績アップにも貢献してくれるということですよね。
では、どうしてそのようなことが言えるのでしょうか。
それはこのような理由からなんですね。
- 問題文を正しく読み解く力が点数に繋がる
- 出題者の意図が読み取れる
- 問題文の理解がスムーズになる
1つ1つ具体的に解説していきます。
理由①問題文を正しく読み解く力が点数に繋がる
例えば問題文を最後まで読まなくて、本当は正解できる問題なのに間違えてしまったという経験はないでしょうか?
これは、問題文を途中まで読んで勝手に「この問題はこういうことを言っている」と判断してしまって間違えてしまったわけですよね。
不注意と言われればそうかもしれませんが、実はこれも文章読解力なんです。
文章読解力があることで問題文を最後まで読んでしっかりと問題文の意図を理解できるようになります。
他にも、2次試験の物理や化学、数学を解くときに「この問題文で言われているのはどのような状況なのか」をしっかりと理解しないといけません。
頭でその状況を思い浮かべ、状況をしっかりと整理する。
これにも文章読解力が必要になってくるわけですね。
一見国語にしか影響しない文章読解力ですが、実は問題文を読むすべての科目で必要な力なんです。
理由②出題者の意図が読み取れる
よく学校の先生に「出題者がどのような意図でこの問題を出しているのか考えろ!」ということを言われる人もいるかもしれませんね。
これって結構大事なことで、出題者の意図が分かることによって問題が解きやすくなることって割とあるんですね。
例えば4つの選択肢から答えを1つ選ぶときに2つまで候補を絞れたとしましょう。
その時に「おそらく出題者はこういう意図があってこの問題を出しているんだな」ということが分かると、2つの候補から答えを絞れることってよくあるんです。
また、物理や数学で複数の小問からなる大問がありますが、ここでも問題の「流れ」を読み解くことによって問題が解きやすくなることがあります。
こういった意図を読み取ったり、流れを掴むのって相手の意図が分からないと出来ないことなんですね。
そのために文章読解力が必要になってくるというわけです。
理由③問題文の理解がスムーズになる
模試や試験本番に緊張してしまって問題文を読んでいてもあまり内容が入ってこない経験ってないでしょうか?
普段ならなんともないのに、緊張のせいで問題文の意味がよく分からなくて何度も読み返してしまうという経験。
これでは時間をロスしてしまって自分の力を発揮しきれないですよね。
こういった状況でも問題文の理解を助けてくれるのが文章読解力。
読解力を身につけることで多少緊張していてもスムーズに問題文の意味が理解できるようになります。
緊張して余裕が無い分を文章読解力が補ってくれるイメージでしょうか。
まとめ:文章読解力を上げ、全科目の得点アップを狙おう!
文章読解力というと国語にしか関係ないようなイメージですが、ここまで読んでいただければ文章読解力がいかに大切な力かが分かっていただけたのではないでしょうか。
読解力は決して才能で決まるものではありません。
普段から文章に触れている人、本を読んでいる人は自然と養われていく力です。
もしあなたが普段あまり本を読まなくて、国語や他の科目について伸び悩んでいるなら、少し本を読むことを心がけてみてはどうでしょうか?
国語のみならず他の科目でも役に立つ力が身につくということであれば少し気が進むかもしれません。
読む本は活字ならばどんな内容でも大丈夫。
まずは本を読むことを好きになることが大切ですからね、自分の興味のある本を手に取ってみましょう。
少し話が逸れましたが、文章読解力はすべての科目に必要になってくる力です。
日頃からそこを意識して勉強できると良いですね!