【物理勉強法】雪崩注意!本番で絶対にミスらない3つのコツ

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こんにちは!大阪で塾経営をしている迫先生です!

先日「物理は差をつけやすい科目である」という話をしました。

物理ってとにかく公式を覚えて問題を解こうとする人がとても多くて、どうしてそのような公式になるのか、現象として何が起こっているのかを理解している人は意外と少ないんです。

それゆえに少し難しい問題になると途端に解けなくなって、あまり点数が取れない学生は多いです。

だからちゃんと公式や内容を理解していれば物理でもしっかり得点することができ、周りと差を受けることができるんですね。

ただ、注意したポイントが1つ。

それがケアレスミスなんです。

ケアレスミスで人生は変わってしまう

例えば質量って\(m\)と置くことが多いですよね?モーメントならほとんどの場合\(M\)と置きます。

質量とモーメントはまったく意味が異なってくるので、ほとんど間違うことはないと思うのですが、これをもし答案用紙に逆に書いてしまったらどうなるか?

大問の初めにこのようなミスをした時点でその後の問題も雪崩のように間違えてしまうわけです。

大問が1つ20点だとするならば、20点丸々落としてしまうのはかなり痛いですよね。

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「そんな間違いすることあるの?」って思うかもしれませんが、大学入試の本番ともなればかなり緊張してしまい、普段なら絶対しないようなミスをしてしまう可能性は十分あり得ます。

合格最低点あたりに多くの受験生がひしめき合う中、単純なケアレスミスによって大問1つ丸々落としてしまうのはあまりにもダメージが大きい。(合否を大きく左右する)

ケアレスミスはただのミスではなく、実力不足によって起こります。

こんなケアレスミスをしないか不安に思いながら受験本番を迎えるのは嫌ですよね?

ではこのケアレスミスを如何に本番で無くすか、それは以下の3つのポイントを意識することなんです。

  1. 次元解析で単位をチェック
  2. 文字を意識する
  3. 特殊な条件について仮定して検算

① 次元解析で単位チェック

「次元解析って何?」って思う方もいると思うのですが、インターネットで調べてみるとこのような説明が出てきます。

物理量における、長さ、質量、時間、電荷などの次元から、複数の物理量の間の関係を予測することである。物理的な関係を表す数式においては、両辺の次元が一致しなくてはならない。この規則を逆に利用すると、既知の量を組み合わせ、求めたい未知の物理量の次元に一致するように式を立てれば、それは正しい関係式になっている可能性が高い。

正直何を言っているのかよく分からないですよね。(笑)

具体例を使ってみるとすぐに理解できるので安心してください!

例えば、地上から水平方向に\(\theta\)の角度でボールを初速\(v\)で投げた時の最高点の高さを求める問題を考えてみます。

答えとしては、初速\(v\)、重力加速度\(g\)、\(\sin\theta\)を使って表せるのですが、求めたのは高さですから、当然単位も[m]になっていないとおかしいですよね?

ということで単位を確認してみます。

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これが次元解析なんです。

つまり、計算した結果の単位をチェックして、その答えが妥当な単位になっているかを確認することで正しい答えかを確認できるんですね。

今は簡単な問題なので、あまり重要性が分かりにくいかもしれませんが、より複雑な問題になればなるほど次元解析は効果を発揮します。

特に時間制約が厳しいセンター試験では、次元解析を使うだけで素早く解けてしまう問題もあるので、身につけておいて損はありません。

普段から問題を解いたら次元解析をするという習慣をつけて本番でも使いこなせるようにしておきましょう!

② 文字を意識する

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2つ目のポイントは文字を意識すること。

例えば、問題で与えられていない文字を勝手に使って、その文字を使ったまま答えを書いてしまったりすることってありませんか?

問題で「与えられた文字を使って解答すること」と書いてあることもありますが、与えられていない文字を使うことはNGですし、不正解と見なされます。

最初に問題文を読みながら、与えられた文字に〇などを付けて「勝手に自分で置いた文字を使っていないか」を常に確認するようにしましょう。

他にも\(v\)と\(V\)や、\(s\)と\(S\)は見分けがつきにくいので、それぞれ大文字か小文字かがちゃんと区別できるように綺麗に書くことも重要です。

一見、当たり前のことのように感じるかもしれませんが、多くの学生がミスするポイントでもあるので、日頃から意識することで周りと差をつけることができます。

③ 特殊な条件を仮定して検算

これもケアレスミスを防ぐ方法としてよく使われるんですが、特殊な条件(極端な条件)を仮定してみることで答えが正しいものか簡単にチェックすることができるんです。

例えば、斜面に置かれている物体に加わる斜面方向の重力は\(mg\sin\theta\)で表されますが、たまに計算ミスで\(mg\cos\theta\)と書いてしまうことってありますよね?

この\(\theta\)に90°(垂直)や0°(水平)を代入すれば垂直時には重力が\(mg\)になることが分かるし、水平時には\(0\)になることも分かります。

これで\(\sin\)と\(\cos\)を逆に計算してしまうということは防げますよね。

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他にも摩擦係数が0や無限の場合や、反発係数が0(衝突後合体)や1(完全弾性衝突)の場合など特殊な場合を考えて、その値を代入することで求めた答えが妥当なのかすぐに確認することができます。

これはかなり良く使われる検算のテクニックなので問題集を解く段階からしっかり使いこなせるようにしておきましょう!

練習でできないことは本番でもできない

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今回紹介したケアレスミスをしないための3つのポイントは本番になっていきなりできるものではありません。

普段から問題を解く中で訓練をしておくことで本番でもこれらのテクニックを使いこなせることができるし、ケアレスミスは確実に減らすことができるんですね。

新しい分野を勉強して20点伸ばすよりも、ケアレスミスを無くして20点の減点を防ぐ方が遥かに簡単ですし、成績を上げやすいのでコスパも良い。

物理は多くの学生が点数を取るのに苦労する科目ですが、それを逆手に取れば周りと差をつけられる科目でもあります。

物理を強みにできれば受験でもかなり有利になることは間違いないので、今回の3つのポイントを意識して物理を得意科目にしていきましょう!

© 2018 迫 佑樹