【全教科で使える!】受験合格のためのインプット&アウトプット法

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こんにちは、大阪でStudy Hacksという塾を経営している迫先生です。

今回はインプットとアウトプットのお話です。

普段勉強をしていてインプットとアウトプットについて意識したことはあるでしょうか?

  • 2つをごちゃ混ぜにして勉強をしている人
  • そもそもインプットとアウトプットってなに?と思っている人

このような人はインプットとアウトプットをしっかり区別して勉強していくことで勉強の効率が大きく上がるかもしれません。

きちんとインプット&アウトプットができているか?ポイントを紹介

  • 「なかなか試験の点数が上がらない……」
  • 「わかっているつもりなのに問題が解けない……」

そんな悩みがあるとしたら、インプットまたはアウトプット方法に問題があるのかもしれません。

そもそもインプットとは勉強した内容を頭に入れていくこと。

公式や英単語の暗記がちょうどそれに当たりますね。


そしてアウトプットとは、覚えた知識を頭の中から取り出すこと。

覚えた英単語を音読したり、公式を使って数学の問題を解いたり、模試を解くということはアウトプットに当たります。

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この2つのすみわけをごちゃ混ぜにしてしまうとあまり学習効率は上がってこないんですね。

例えば、いくら数学の公式を覚えたって、それを実際に使って問題が解けなければその公式はいつまでたっても自分の知識にはなりません。

要はインプットばかりやっていてもあまり効果が無いということですね。

では、全教科に効く正しいインプット&アウトプット方法とはいったいどのようなものなのか?

1つずつ紹介していきます。

ポイント①インプット→アウトプット間には変な空白を空けない

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先ほど少し言いましたが、インプットだけに偏りすぎても、反対にアウトプットばかりしていても効果は薄いです。

バランスを見極めることが大切です。

そして、インプットをしたら必ず間を開けずにアウトプットするようにしましょう。


例えば、英単語を50個覚えたら本当に覚えているか確かめるために英単語だけ見て意味が出てくるかどうか試したり、数学の公式を覚えたらそれを使って問題を解いてみるというのはインプット→アウトプットをすぐに実行できているということ。

覚えられた事柄が少なくがっかりしたとしても、またインプットし直してすぐにアウトプットする、この繰り返し・継続で徐々に知識の定着度は上がっていきます。

ポイント②アウトプットレベルに合わせた参考書・問題集を選ぶ

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自分のアウトプットレベルがまだ1なのにいきなり背伸びをしてレベル5の参考書や問題集を選んでしまったら手も足も出ず買い直し……という事態になりかねません。

例えば、2次関数の基礎が全然分かっていないのにいきなり応用的な問題を解こうとしても解けないですよね。

要は自分のレベルに合った参考書でアウトプットをしていくということ。


参考書・問題集を用意するときは中身を見てあまりにもレベルがかけ離れすぎていないか確認する必要があります。

自分だけで選べない人は塾の講師に聞いてみると丁寧に教えてくれると思いますよ!

ポイント③教科ごと!アウトプットのコツ

f:id:syaru-ks:20191027144329p:plain 基本的にどの教科でもインプット→アウトプットのサイクルは変わりません。

ただ、科目によってアウトプットには少し違いがあります。

例えば英語や社会などの暗記科目は1度で覚えるのは難しいので何度もインプットとアウトプットを繰り返すことが大切です。


逆に理系科目は覚えた公式や知識を実際の問題で使いこなすことが重要になってくるので、問題集を通してアウトプットすることで定着した知識になってくるかなと。

文系科目にしろ理系科目にしろアウトプットすることで知識の定着が図れるので積極的に行っていきたいところですね。

ポイント④インプットは多ければ多いほどいい、は間違い?

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インプットは多ければ多いほどいい、またアウトプットもそれに準じて多ければ多いほどいいとよく言われますが、それ自体は間違っていません。

要はバランスの問題ですね。

感覚的にいくと、インプット3:アウトプット7の配分を意識すると良いと思います。


あまりインプットに重きを置きすぎると、それだけで時間がかかってしまいアウトプットに時間を割けない恐れがありますからね。

インプット重視の勉強をしている学生は多いですが、アウトプットを伴わないとどうしても定着が薄くなってしまうので、バランスは意識したいところです。

まとめ:インプット・アウトプットのサイクルをどんどんまわして受験に勝つ!

f:id:syaru-ks:20191027145941p:plain インプットばかり、アウトプットばかりを繰り返してもあまり成績は上がってきません。

2つのバランスを上手く意識しながら勉強している人は以外に多くないので、意識してこなかった人はこの機会に意識するようにしてみてください。

2つのバランスを上手くとることで勉強効率が上がり、結果的に短い時間で知識の定着に結び付けることが出来るんですね。

インプットとアウトプットのサイクルを作り上げて勉強効率をガンガン上げていきましょう!

© 2018 迫 佑樹