確実に力がつく正しい問題集の使い方

f:id:syaru-ks:20190901095619p:plain こんにちは!大阪でStudy Hacksという塾を経営している迫先生です。

今回は問題集の使い方に関するお話。

普段生徒さんとお話をしていても、人によって問題集の使い方ってまちまちなんですが、問題集の使い方を間違っている人って結構いるんですね。


「自分は間違っていない」って思っていても実は効率の悪い使い方をしていたり、全然効果が出ない使い方をしていたり。。

問題集の使い方で勉強の効率は大きく変わってきます。

あなたは問題集の正しい使い方ができているでしょうか?

ありがちな問題集の間違った使い方

よくありがちな間違った問題集の使い方として次の2つが挙げられると思うんですね。

  1. 途中で他の問題集に手を出す
  2. 1回しか使わない

そもそもどうして問題集を解くのかといえば、解けない問題解けるようにするというのが目的なわけです。

しかし、例えば今やっている問題集に飽きて他の問題集に手を出すと、まだ解けない問題が残っているにも関わらずそれをそのままにしてしまうことになりますよね。

これでは力が付くはずがないし、効率が悪いことは間違いないです。


また、問題集を1回しか解かない人がいますが、1回やっただけですべての問題を完璧に理解するのは不可能ですよね。

解ける問題もあれば1回で解けなかったり、答えを見ても理解できなかった問題があるはずです。

そういった解けなかった問題を反復で解いていって自分の力で解けるようにしていくことが正しい問題集の使い方。

それを踏まえれば1回しか解かないことも実力をつける方法として意味がないことは明白ですね。

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問題集は解けない問題がなくなるまでやる

1つの問題集を使い終わるというのは、その問題集のすべての問題を完璧に理解すること。

とにかくたくさん問題を解くために問題集を使うわけではないんです。

確かにたくさん問題を解いていれば勉強していることを実感できるし充実感も感じられるかもしれませんが、重要なのは充実感よりも力をつけること。


解けない問題をほったらかしにしていてはいつまでも実力は付きません。

なので1つ1つの問題を丁寧に解いていき、解けなかった問題は何回も解いていくという作業が必要なんです。

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効率的な問題集の使い方

問題集を効率よく使うポイントは記号を使って問題を分別していくこと。

例えば、〇、△、×を使って問題をこのように分別していきましょう。

  • 〇→何も見ずに解けた
  • △→ヒントを見て解けた or ケアレスミス
  • ×→全く分からなかった

問題集の1周目はまず最後まで1通り問題を解いていって分別していきます。

そしてここからが重要で、2週目以降は〇のついた問題を飛ばして△×の問題だけを解いていきます。

それでもし解けたら〇を付け、解けなかったら△か×を付けます。


これをすべての問題が〇になるまで続けるんです。

こうすれば解けなかった問題も解けるようになりますし、問題集を余すことなく使いこなすことができるんです。

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効率的にしかし確実に力がつく

この方法を使うメリットとして

  • 記号を付けることで可視化できる
  • できる問題を飛ばして効率化
  • ×を〇に変えていくことで実力アップを実感できる
  • 確実に力が付く

ということが挙げられます。

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確かに1つの問題集を何回もやるとどうしても飽きてしまうし、他の問題集に目が行きがちなんですが、それをやってしまうと終わっていない問題集が増えていくばかりで中途半端に終わります。

それよりも1つの問題集をやり切った方が確実に力は付くし、「やり切った」という自信にもつながるんですね。

友だちがたくさん問題集をやっていても焦る必要はなくて、「あぁ効率の悪い問題集の使い方をしているんだな」くらいに思えばいいんです。

重要なのは数をこなすことではなくて実力を付けることですからね。

まとめ:問題集を正しく使って効率的に確実に力をつけていこう

f:id:syaru-ks:20190813172449p:plain このブログでは効率的に実力を付けることを再三言っていますが、誰だって最短経路でゴールにたどり着きたいじゃないですか。

誰も回り道したいとは思わないですよね。

でもそのためには闇雲に勉強していてはダメで、正しい勉強法を実践する必要があります。

問題集と聞いて侮るなかれ、実力を付けるには正しく問題集を使う必要があるんです。

あなたも今までの問題集の使い方、見直してみては?

© 2018 迫 佑樹