こんにちは!大阪でStudy Hacksという塾を経営している迫先生です!
塾で生徒に教えていると、よく受験生からこのような質問を受けます。
「どうしても勉強するやる気が出ないんですが、どうしたらいいですか?」
「勉強したくないときにやる気を出すためにはどうすればいいですか?」
こういうときにどうにか気合で乗り切ろうとする学生もいるんですが、私はあまりお勧めしていません。
ではどうすれば勉強するやる気を作り出すことができるのでしょうか?
気合に頼らない。どうすればやる気が出るか工夫することが大事!
「気合で勉強!」という人をよく見かけますが、気合はとても脆く、すぐに壊れてしまいます。
例えば定期テストを考えてみると分かりやすいと思うんですけど、比較的短期間のテスト勉強なら気合で乗り切ることもできますが、受験勉強となると長期間勉強することになるので、その間気合を保ち続けることはほぼ不可能ですよね。
たまたま気合がある時はいいですが、気合がない人はダラダラしてしまいがち。
そのような気合に頼った勉強法ではなく、いつでもブレずに机に向かえるような受験生になりましょう。
そのためには、乗り気ではない時でも勉強するための工夫が必要です。
今日は、気合に頼らない勉強の3つのコツをお伝えしますね。
今までなまけものだったあなたも、毎日安定して勉強時間を確保し、成績をあげましょう!
コツその1:やらないという道を潰す
人間は弱い生き物で、どうしても楽な方向になびいてしまいます。
なので、楽な方向を塞ぐ工夫をすることが大事。
例えば、強制的に自習室に行って勉強しないといけない環境に身を置いてしまうんです。
やはりどうしても家だとテレビやYoutubeなどの誘惑がありますし、その誘惑に打ち勝つのって、結構難しいですよね。
逃げる方が、簡単なのです。
だったら環境を変えちゃいましょう。
塾の自習室では、周りの人も勉強していますから、自分も勉強しなきゃという気持ちになりますよね。
他にも、カフェに行くのも良いですよ。
コーヒー1杯300円はしますから、せっかく行ったのに勉強しないともったいないですよね。
カフェの適度な騒がしさは意外と勉強に集中できたりするので意外とおすすめです。
また、どうしても家でしないといけない時は、親に宣言するのも良いです。
「10時まで勉強するから、部屋から出ません!」と言って、スマホを親に預けちゃいましょう。
コツその2:3秒ルール
これが一番シンプルな方法なのですが、勉強しようと思ったら3秒以内に行動に移すのです。
落ちた食べ物がすぐ汚くなるのと同じくらい一瞬で、モチベーションというのは消えてしまいます。
その一瞬の隙を逃さず、今すぐ机に向かってみましょう。
TVが面白いとか、友達とLINEしているとか、全く関係ありません。
この習慣が身につけば、「勉強しようと思いながらダラダラしている時間」という人生で最も無駄な時間がなくなります。
メリハリをしっかりつけて、ささっと勉強を済ませて全力で遊ぶ方が圧倒的に楽しいですし、開放感も違いますよ。
コツその3:ハードルを下げる
行動を起こす上で大切なのは、ハードルを下げることです。
例えば、数学が嫌いで英語が好きなら、まずは英語から取り組んでみましょう。
「とりあえず英単語帳1ページ読んでみる」とかでもいいじゃないですか。
実は、やる気が起こるから行動するのではなく、行動を起こしてからやる気が湧きます。
つまり、順番が逆なのです。
今までのテスト期間や授業を思い出してほしいのですが、嫌々勉強を始めたけど、いつの間にか集中してた、みたいな経験はありませんか?
それは脳科学的にも証明されていて「作業興奮」と言います。
とにかく、行動を起こすことが大事。
まずは教科書を眺めるなど簡単なことから始めて、調子が出てきてから問題集を解いたり、難しいことにも挑戦しましょう!
まとめ:気合に頼らないこと
以上、なまけものでも勉強するための3つのコツでした!
気合にはどうしても波がありますから、その波に影響されずに勉強する工夫をすることが大事。
さて、スマホの電源を切って机に向かいましょうか!3秒以内に!